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第3回「映画監督 松本卓也さん」Vol.5 “次回作はホラー? 人間ドラマ?”

1126日(土)に新作映画『花子の日記』が公開となった

映画監督・松本卓也さんが、第3回のゲストとして登場!

映画について、監督稼業について、根掘り葉掘り聞いちゃいました。


――さて、そろそろインタビューも終盤になりますが…。

「え、もうですか?」

――あ、しゃべり足りない感じですか(笑)。

「いやー、一晩くらいしゃべり倒す覚悟だったんですが(笑)」

――え、そうだったんですか?

「え、違うんですか?」

――まあ、それは今度、続・松本監督インタビューでぜひ!

「ぜひっ!」

――では最後に、今後、どんな作品を撮っていきたいかなど、語っていただけますか。最新作が公開になったばかりであれですけど(笑)。

「ぼくがお笑い畑出身ということで、皆さん、ぼくの作品はコメディだと思っている方が多いみたいなんですが」

――『花子の日記』もコミカルですが、テーマはNHKのドキュメンタリーくらい深いですよね。

「いや、そこまで深くは(笑)。でも、笑いだけじゃなく、エンターテインメントを追求したいとは思ってます」

――たとえば、具体的な構想とかはあるんですか?

「実は4本くらいすでに企画があります」

――おぉ、それは楽しみな!

「まだ詳しくはお話できないんですけど、ホラーとか、シリアスな人間ドラマなんていうのも…」

――ホラーですか!!

「ホラー映画って、ある意味、アイデア一発みたいなところがあるじゃないですか。そういう感じはインディーズ向きだなと思うんです」

――実際、低予算で撮ったホラー映画が大ヒットして、ハリウッドでリメイクなんて話もたくさんありますもんね。

「そうそう。オリジナルを活かしやすいジャンルだなと思います」

――松本監督のホラー映画、観てみたいですねぇ。

「ありがとうございます! 今回、『花子の日記』をやったことで、ぼく自身もそうですが、スタッフもずいぶんと筋トレができたと思うんです」

――自力がついたって感じですか?

「映画をやっていく上で必要な筋肉が少しついたというか。一歩前に進んだ感じがしてます」

――その成長が、次の作品に活きてくると。

「そうですね。次は少人数でサクッと撮りたいなと思っていて。そういう意味ではひと回り成長できたことは大きいなと」

――そのお言葉を聞いて、次回作が早く観たくなってきました。

「いや、次回作の前に、ぜひ『花子の日記』を観てください!」

――あ、そうでした。忘れるとこでしたよ。

「忘れないでー(笑)。」

――では最後に、松本監督ご自身から、『花子の日記』のPRをどうぞ!

「現在公開中の『花子の日記』は、セイシをかけた壮絶な戦いが繰り広げられるBeef級サスペンスです。牛肉が好きな人、父親バカヤローと思っている人、日韓対決に燃える人などなど、とにかく皆さん観てください。美味しそうな肉の写真を持っていけば1000円で観られます。損はさせません!」

――松本監督、ありがとうございました!

「こちらこそ! 『花子の日記』よろしくお願いします」

――では、『花子の日記』の応援コメント動画Part2をご覧ください!




 

(予告)

松本監督の『花子の日記』について、鑑賞後の感想を後日、ことばや閑話に掲載したいと思います。お楽しみに~。


 松本卓也(まつもと・たくや)

映画監督。10代の頃からお笑いコンビで活動。10年続いたコンビが突然解消となり、途方に暮れる。その後、独学で映画制作の道へ。これまでに手がけた長編、短編が国内外の30を超える映画祭で入賞・受賞するなど、注目を集めている。「ノーマネー、ノー真似」でオリジナリティある作品を創作する映像ゲリラ集団「シネマ健康会」の代表も務める。

●映画『花子の日記』公式HP http://hanakononikki.com/

●シネマ健康会 http://www.cineken.com/