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第2回「WEBディレクター 伊藤洋平さん」Vol.4 “独立するのもリスク回避!?”

お待たせしました。インタメ第2回です。

今回のゲストは、WEBディレクターの伊藤洋平さん。

謎多き人物(笑)の実態にグイグイっと迫ります。


――公開しないで、と言われても困るので、ここでちょっと真面目な話に戻そうかな。

「そうしましょう。僕も暴走しすぎました(苦笑)」

――出身は福岡でしたよね。東京へ上京したのは?

「ドキュメンタリー監督になりたくて」

――えぇぇぇ、初耳!

「実は、そうなんですよ。福岡でも仕事じゃないけど、カメラ持ってインタビューとかしてたし」

――そうなんだ。どういうものを取材してたんです?

「福岡で撮ってたのは、街を作っている人たちのインタビュー。建築家の人とか、ショップの店員さんとか」

――物理的に作っている人から、街の雰囲気というか、空気を作っている人までかぁ。面白そう。

「実際、すごく面白いです。かなりぶっちゃけインタビューになってたし、お酒飲みながらとかね」

――で、それはどうなったの?

「寝たまんまです(苦笑)。何百本も取材テープはあるけど、7年も眠ったまま」

――うわー、もったいない!

「僕もそう思います(笑)。でも借金抱えてたし、このままだと結婚もできないしってことで、とりあえず、仕事しなくちゃって」

――あぁ、そういう流れなんだ。じゃあ、一旦は封印したけど、いつかはやろうって思いもあるのかな?

「いつかは公開するぞ、という気持ちは持ち続けているんですけど、なかなか(苦笑)。でもあの時の、街と人っていうテーマが、少しだけどfacebookの“暦-koyomi-”に受け継がれているかなぁと」

――なるほど。

「街と人が文化になるって思うんで、結局、文化を紹介するっていう作業は、街と人に集約されていくんですよね」

――おぉ、さっきまで“ガス抜き必要論”を語っていた人とは別人のようだ(笑)。

「いや、そこに話を戻さないでください(苦笑)」

――えーと、では今後についても聞いちゃおうかな。

「リスクってことを考えると、そろそろ独立してみようかなとも考えてるんです」

――え、リスク分散しなくていいの?

「いや、40歳になってから独立したら、失敗しても取り返せないし、今ならまだコケてもやり直しが効くかなと思って」

――そういう意味でのリスク回避かぁ。いろいろ勉強になるなぁ。

「臆病なんで、まず失敗することから先に考えるんですよ。そうなると、今のうちに一度、独立しておくのもありかなって」

――臆病ねぇ~、ガス抜き必要論者なのに(笑)。

「だからそこはっ! あのー、いっそのこと、今回のインタビューは全部、妄想だってことになりませんか?」

――なにそれ(爆笑)

「いや、僕が尊敬する関根勤さん的な妄想劇場だってってことで。ほんとにもう、そういうことにしてください(懇願)」

――じゃあ、テロップ入れとくから。ドラマみたいに(笑)。本日はありがとうございました。

「こちらこそ。ちょっとしゃべりすぎました(反省)」

 

※このインタビューは妄想に基づくフィクションです。登場する事柄、名称などはすべて架空のものです。(なーんてね!)


伊藤洋平(いとう・ようへい)

WEBディレクター。Webサイト受諾制作を中心に、九州をテーマにしたお取り寄せサイトの運営やiphoneアプリのプロモーションを手掛ける。facebookでも「暦-koyomi-」を展開。ファン数11,000人を擁し、親日国の多い東南アジアを中心に、日本の文化・伝統関連の情報を発信している。ここだけの話、将来的には食えない写真家になろうと妻に内緒で計画している。

●暦-koyomi- http://www.facebook.com/koyomi.jp

●写真作品 http://fotologue.jp/yope/