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あの時、ホリエモンがバファローズを買っていたら…と今さら思ってみた、の本編その1

ホリエモンが「近鉄バファローズを買います!」といきなり宣言したのは、2004年のこと。
親会社の不振もあったのだろうけど、当時のパ・リーグはまだ人気が低かった。
ガラッガラの外野席でファン(と言いたくない)が流しそうめんをしていた頃に比べれば、多少、お客さんは増えていた。
とは言え、「人気のセ、実力のパ」の言葉通り、パ・リーグ=不人気が当たり前。
赤字を垂れ流すばかりの球団を持ち続けるメリットも体力も、あの頃のバファローズの親会社にはなかったのだと思う。

そんな時に降ってわいた買収騒動。
しかも名乗り出たのは、「時代の寵児」と注目を集めていたホリエモン。
これは、なにかすごいことが起こるんじゃないか、とパ・リーグファンの私は密かに期待をしていた。
結果、ホリエモンがプロ野球界に参入することはなく、大いなる肩透かしを食ったわけですが、このあたりの経緯とかを書き出すといつまでたっても終わらないのでサックリ割愛(笑)。
でも、あの時にホリエモンが声を上げてくれたことが、最終的に10球団1リーグ制を阻止したと今でも思っている。そういう意味では、ほんと、感謝しているです。

さて、ここからがIF話。(ほんと、前置き長すぎw)
もしもあの時、ホリエモンがバファローズを買っていたらどうなっていたか。

まず、ロジャー・クレメンスがキャリアの最後を日本で終えていた!?
スポーツ誌『Number』に掲載された「ホリエモンが語る球団買収の裏側」の中で、
ご本人が言っております。
「ロジャー・クレメンスと契約する予定だったんですよね」と。
https://number.bunshun.jp/articles/-/829917

当時、クレメンスはベテランとは言えメジャーのトップ選手。
その人を日本に連れてこようなんて、おそらく誰も考えていなかったし、
誰もそれができるとも考えていなかったはず。
でも、ホリエモンはそれを実現しようとしていた。
あの状況の中で具体的な話が進んでいた、とは考えにくいですが、
正直、こういう発想をする、行動をしようとしていただけでも、
野球界を大きく変えるチカラになったんではないかと思うわけです。

5月21日のニュースで、わがホークスが「昨年、全米ドラフトでブレーブスが1順目指名した投手を獲得した」との一報がありました。
https://full-count.jp/2019/05/21/post382771/

このカーター・スチュワート投手についてブレーブスは「手首に懸念があり、契約に至らなかった」とTwitterでコメントを出したようですが、今年のドラフトで再指名の資格を獲得しているので、故障で使えないってわけでもなさそう。
そんなメジャーの超有望選手が、ホークスに来るって話ですよ。
まだ正式発表されていないので、真偽の程はわかりませんが。

何でこんな話をしたかと言えば、あの時、ホリエモンがバファローズを買って、ロジャー・クレメンスが日本に来てたら、こんなことが当たり前になっていたかもしれないってことです。
メジャーのバリバリ選手が「自ら」日本へ移籍を希望したり、メジャーのドラフト指名候補を日本が獲得したり、場合によっては日米合同ドラフトなんてことが行われていたかもしれない。

夢物語?
いえいえ、実際に今、「世界一」を目指す球団があります。
日本シリーズならぬ、世界シリーズをメジャー球団とやって、世界一になることを、本気で画策している球団があります。
まあ、それがわがホークスってことなんですが(笑)。
あの時、ホリエモンがバファローズを買って、うちの孫正義オーナーと手を組んでいたなら、世界シリーズも実現していたのかもなぁ…今ごろ。

まだまだ、書きたいことがあるので、明日もまだ続きます!
明日で終わるかなぁ(笑)。