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2020年のホークスは、はたして暴力ホークス(笑)に勝てるのか!?

1週間空いてしまいましたが
(すみません)
2003年の暴力的に強かった
福岡ダイエーホークスと
2020年のソフトバンクホークス
もしも実際に戦ったら、どちらが勝つ?
というお話の続きです。

ちなみに、前回の話はこちら
そして、元々はこのお話、
ホークス伝説のエース・斉藤和巳さんの
YouTubeをパクっているので(笑)
御興味のある方は、こちらもぜひ。

 

前回、2003年の暴力ホークス(笑)の
数字を並べ立てた時点で、
こんなチートなチームに勝てるわけない!
と思いました。えぇ、正直なところ。

でも、それじゃあ話が終わっちゃうので
2020年のホークスの何が強かったのか。
ちょっと考えてみたい思います。

2003年よりも明らかに勝っている点は
中継ぎ~抑えの投手陣。
高橋礼、嘉弥真、笠谷、泉、坂東と
軒並み防御率は2点台です。
モイネロに至っては1点台という優秀さ。

いやぁ~、日本シリーズで対戦した
ジャイアンツの打撃陣を見ても、
モイネロの変化球とか、初見で打てないって。
何度も対戦してるパ・リーグの打者だって
めっちゃ手こずっているんだから。

そして、抑えの唯斗(森唯斗)も盤石。
あぁ、点差に割と余裕があるときは
打たれたり、打たれたり、打たれたりしますが、
1点差のときの唯斗は割と鬼です(笑)
ファンからすると、
「なぜ、そのピッチングをいつもしない!」
とイラッとくることもあったり。

まあ、最近は「そういうもの」だと
認識したので、打たれても「唯斗だし」
ってなります(笑)

 

なので、試合中盤まで先発陣が踏ん張れれば
2020年のホークスに勝機ありです。
っていうか、俄然有利になります。

問題は先発陣。とは言え、
千賀くんも石川くんもそう簡単に打たれるか
と言えば…簡単にはいかない気も。

千賀くんの真っ直ぐは、まっちゃんあたりに
ドカーンとHRぶちかまされそうですが^^;
あのお化けフォークと石川くんのパワーカーブには
ダイハード打線も手こずるんじゃないかなぁ。

そういう意味では、わっち(和田毅)の
緩急つけたピッチングも意外と有効かも。

っていうか、わっちは
2003年の暴力ホークスにもいるんですよ。
あぁ、若さと躍動感に溢れるわっちと、
老獪なピッチングを見せるわっちの対決!
見てみたい。いや、無理だけどな(笑)

2020年のホークス投手陣が
あの暴力的な2003年の打線を抑えられるかは
拓也(甲斐拓也)のリード次第でしょう。

日本シリーズで、
完全にジャイアンツ打線を沈黙させたリードは
本当に見事で圧巻でした。
2019年からの伏線があったり、
たぶん、2021年に活かせる伏線も張っているはず。

なので、ソフトバンクの総力を結集した
データ(今のホークスが強い余韻のひとつ)が
あるならば、かなり暴力度を下げることが
できるんじゃないかと思います。

ちなみに、そんな話もこちらでしてます(宣伝w)

逆に、2003年のダイエーホークスには
今ほど徹底したデータの分析や蓄積は
なかっただろうと思われるので、
その部分は、現ホークスが圧倒的に有利ですね。

そして何より、それを活かせるキャッチャーがいる。
これ、かなり強みかも!

 

さて、じゃあ、
打線は2003年の投手陣を打てるのか
と考えたとき、
ポイントは数字に表れない部分かなと思います。

2003年と2020年では、打率もHR数も打点も、
勝負にならないほどの格差があります。

それでも、実はいい勝負になるんじゃないかと
思わせるのは、数字以外の凄さを
2020年のホークスに感じるからです。

これも前に書きましたけど、
「凡事徹底」しているチームとしての強みです。
ちなみに、その記事はこちら(今回、宣伝多いw)

ようは、凡打でも1塁まで全力で走る。
相手がエラーする確率はゼロじゃないから。
そして、隙きあらば1つでも先の塁を狙う。
相手が緩慢プレーすることは間々ある。
さらには、ベンチが声を出し盛り上げる。
いいムードは自分たちで作っていくものです。

という、打率にもデータにも表れない
いわば「プラスα」部分が
2020年のホークスにはたくさんあって。
それがチーム力を押し上げていると思うのです。

たとえば、若手のくりりん(栗原陵矢)が
物怖じすることなく、レギュラーの和の中に入る。
これって、実はすごい話だと思うんです。
もちろん、くりりん自身の資質もあります。
でも、先輩方が溶け込めるムードを作っているから
まるで何年もレギュラーだったみたいな顔で
プレーができて、活躍もしやすい。
いい意味で、緊張感やプレッシャーがないのかなと。

2003年のホークスに
もし、くりりんがスタメンに抜擢されたとして
あれほどのびのびとプレーできたかなぁと
思うわけです。

あ、でもそうか。
ムネは急にレギュラーに抜擢されたんだ。
それでもしっかり活躍できたということは、
思っていたより、当時のホークスも
ムードがよかったのかな。

ものすごく勝手なイメージですが、
まっちゃんとかいぐちんとか、
自分のバッティングに厳しい分、
他人や後輩にも厳しい印象があったので^^;

 

と、ダラダラ書いてきましたが、
結局、私の中では最終結論が出ず(オイ!)

2003年のダイハード打線が
2020年のホークス投手陣をボッコボコに打つ。
という絵が浮かぶ一方で、
和巳のストレートをあっけらか~んと
打ち返すくりりんとか、
わっちの変化球を変態打ちでHRするギータとか
そんな絵面も浮かんだりするわけで(笑)
ジョーの送球をかわして盗塁する周東くんも、
甲斐キャノンをかいくぐる村松くんも、
どっちもありそうで、想像しただけで楽しくなる!

実現不可能なこのドリームマッチ。
ゲームとかなら、まあ、できないこともない。
けれど、実は私、
そのやり方がイマイチ納得できない。

それこそ、データを反映した結果でしかないから。
データに表れない部分に強みを持つ
2020年のホークスの本当の強さが出ない。

だから、結局、どうあがいても実現不可能。
脳内で妄想するしかないんだな―。

せめて、ホークスファンと語り合いたい。
誰か一緒にやりませんか?(笑)